アブラモビッチ氏資産凍結でチェルシー危機。

クラブ売却の方針を示していたチェルシーのオーナー・アブラモビッチ氏ですが、イギリス政府から資産凍結の制裁を受け、売却が進まない事態となっています。

クラブの運営にも支障が出ており、チケットやグッズの販売、選手契約もできなくなっているとのこと。直近のホームゲームではシーズンチケットを持つファンしか観戦できない状態と報じられています。
ロシア関連のニュースは多すぎて、すべてを取り上げるのは到底無理な状況です。世界のさまざまな企業が、そしてスポーツ団体が一斉に手を引いています。

五輪やワールドカップを開催し、スポーツ界に巨額のマネーをもたらした国家が、五輪停戦も簡単に踏みにじり、フェアプレーの精神をかけらも感じさせない行動に出ていることは、世界のスポーツ関係者に経済的のみならず精神的なダメージを与えています。

「オリガルヒ」という言葉をニュースで耳にすることが増えました。ソ連解体後、旧国営企業を手に入れて財をなした新興財閥を指す言葉で、アブラモビッチ氏もオリガルヒの一員として数えられます。
オリガルヒ=親ロシアとは限らず、ウクライナ侵攻に反対意見を表明する人も出てきています。彼らにこの戦いを止める力があることを願いますが、個々の思想とは別に、これまでのマネーの流れを丹念に追っていく必要がであるでしょう。

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