JLPGA、ライブ配信映像のスタッフは60人。
JLPGAの小林浩美会長は、GMOの撤退により空きとなった週について、今年は新たな大会を開催しないと発表しました。これで今年は1増1減の計38試合が確定です。
この枠はスポンサーを募り、JLPGAの主催で試合を開催したいとのことでしたが、いかんせん時間が短すぎたと言えます。
また、GOLFTVとDAZNで始まったライブ配信について「コアのファンの声が大きかった」とのこと。まぁ、ライトなファンの声が大きいはずがないので、当たり前と言えば当たり前ですが…
発表が開幕直前にずれ込み、周知もまだまだ不充分です。とくにDAZNでたまたま見かけた人が新たなファンとなってくれるか、今後の動向を追っていく必要があります。
さて、ライブ配信の映像はJLPGAが制作したオフィシャルなものであり、GOLFTVもDAZNも同じです。その映像について、制作班が約60人であるとJLPGAの方が発言しています。
ゴルフ中継には多数のスタッフが必要です。60人が大会4日間とその前後の設営・撤収で稼働したと考えると、人件費や交通費、滞在費などで2~3,000万円くらいは軽く飛んでいきそうです。
今年は38試合中36試合でライブ配信を行いますから、年間にかかるコストも相当なもの。2社の放映権料は公表されていませんが、現時点ではJLPGAの懐が潤沢になることはまだ考えにくいです。
映像にはまだまだ改善の余地があります。とくにGOLFTVの契約者はPGAの試合も観ているわけですから、どうしても比較されるでしょう。契約者が増えれば予算も増やせますから、まずは地道にやっていくしかありません。
先週の明治安田生命レディスでは、JLPGAの映像と同じものが、テレビ東京およびBSテレ東でも使用されていることを確認しています。テレビ側の制作とも協同してコストを抑える努力も必要です。
今週のTポイント×ENEOSゴルフトーナメントはテレビ朝日系列で生放送がありますので、先週とはまた違った座組が見られるかもしれません。
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