カーリング世界選手権、一部試合が中継されず。

現在カナダで開催されているカーリングの女子世界選手権。日本からは中部電力が出場しています。

13か国が出場し、予選ラウンドは総当たり。すなわち各国12試合が行われるのですが、NHK BSで放送されるのは8試合の予定となっています。

先の北京五輪最終予選ではアダルト系企業がスポンサーについたことで問題となりましたが、今回はそれとは事情が異なります。
WCF(世界カーリング連盟)のWebサイトによると、そもそも国際映像が全試合製作されるわけではありません。同時に最大4試合が行われるのですが、そのうち映像が製作されるのは多くて2試合です。

開催国であるカナダは12試合すべてが中継されます。日本はそれに次ぐ9試合となっています。ただし、カナダvs.日本の試合はNHKの放送予定に入っていません。
こうなっている理由は、会場の都合とかコロナ対策なども考えられますが、おそらくは予算が最大の問題と推測します。北京五輪で盛り上がった直後ではありますが、残念ながら国際的な関心はこの程度ということです。

ただ、中国については自国の代表が出場していないにも関わらず多くの試合が中継されているようです。

五輪はマイナースポーツに注目が集まる機会であり、いわばパッケージ売り的な要素もあります。その反面、五輪が終わるとその反動も大きく、人気の持続に頭を悩ませることになります。
北海道銀行とのスポンサー契約が終了したフォルティウスは、新たなスポンサーが見つかったようです。詳細は3月末に発表されるとのこと。

北海道銀行は新たに自社のカーリング部を設立しており、その意味では強力なチームがひとつ増えたとも言えます。一時のブームに終わらせないための戦いはすでに始まっています。

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