ラ・リーガ、東南アジアで独自配信。

FIFAが「FIFA+」を立ち上げたというニュースがちょうど入ってきましたが、これは後日取り上げるとして、先ほどに引き続きラ・リーガ関連の話題を。
ラ・リーガは独自の配信サービス「LaLiga Pass」を発表しました。まずはインドネシアとタイでサービスを開始します。

1部と2部の全試合が英語とスペイン語のコメンタリーで配信され、さらに現地語のコメンタリーも毎節3試合提供されるとのこと。
この両国を含む東南アジアの放映権は2023-24シーズンまでbeIN Sportsが保有していますが、サービス開始にあたってはパートナーシップを結んでいるそう。

料金は月額でインドネシアは45,000ルピア、タイは99バーツとなっています。日本円だと370円程度です。
東南アジアは人口が多く、経済も成長中で有望な市場ではあるのですが、すでにレッドオーシャンと化している模様。昨年はFOX Sportsが撤退し、SPOTVが参入してきました。ユーロスポーツやESPN、Eleven Sportsなど多数のプレイヤーがいます。

DAZNが欧州CLの放映権を持っていたことでも知られますが、参入のめどが立たぬままにコロナ禍でダメージを受け、契約を短縮するはめに。日本がそれに巻き込まれたのは記憶に新しいところです。

ラ・リーガが自前のサービスを持つということは、今後放映権を販売していくうえで選択肢が増えることになります。まずは2か国で実験し、今後拡大させていくことになるのでしょう。

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