DAZN、レッドブルTV配信&女子ボクシング盛況。

DAZNが最近発表したプレスリリースから2題。

すでに開始されていますが、Red Bull TVと複数年契約を結び、24時間配信のリニアチャンネルを設置しています。日本ではリヴァプールTVに続くもので、ヨーロッパではユーロスポーツなどを配信しています。
Red Bull TV自体はもともと無料で視聴できるものですが、専用のアプリを入れさせる手間を考えると、他社のサービスの中に組み込むのもひとつの選択肢だと言えます。

契約はグローバルとのことですが、コア市場においてはローカライズされた番組配信もあるとのこと。コア市場には日本も含まれています。

例えば、先日配信されたレッドブルF1の新車発表会には日本語コメンタリーが付いていましたが、そういう形で日本向けの配信が行われる可能性もありそうです。
4/30(現地時間)にニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデン(MSG)で開催された、女子ボクシングのテイラーvs.セラーノ戦。DAZNはこの試合を150万人が視聴したと発表しています。

MSGで初めて女子選手がメインイベンターとなった歴史的な試合と銘打たれていました。DAZNの契約数は1,100万件程度と推定されていますが、その10数%が視聴したと考えてよいのでしょうか。正確な計算方法までは存じ上げませんが…
イギリスではBBCが急遽録画での放送を行ったとのこと。DAZNとのライセンス取引は初めての例かもしれません。
DAZNは女子スポーツを柱のひとつとして掲げています。もちろん男子よりもコストが低いという側面もありますが、国によっては男子以上に人気を得ている競技もあります。

グローバルでの権利を獲得している女子の欧州CLでは、バルサの試合に9万人以上の観客が入ったとのこと。

企業としてダイバーシティを重視する姿勢を見せるのも戦略として大切です。日本ではWEリーグがありますが、今後成長を遂げることができるでしょうか。

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