JFA、電通との契約延長。8年350億円。
日本サッカー協会(JFA)は、電通とのパートナーシップを延長すると発表しました。新たな契約は2023~2030年の8年間です。
金額は推定で総額350億円とされています。引き続きキリングループなどのスポンサーを仲介するほか、JFA主催の日本代表戦の放映権のセールスを担当します。A代表は1試合2億円程度の放映権料という記載もありますね。
電通とは長期のパートナーシップが続いていますが、逆に言えばとって変わる存在がないとも言えそうです。過去の契約については以下の通り。2015年~の契約金額が不明なのですが、今回の契約は減額ではないとのこと。
2001年~: 6年160億円
2007年~: 8年240億円
2015年~: 8年(金額不明)
2023年~: 8年350億円
次回のW杯から出場枠が拡大されることがこの契約ではプラスに働いているようです。その反面、ゆるくなるアジア予選では緊張感を持たせるのに苦労しそうですが、アジア予選の放映権はAFC管轄であってJFAではないのですよね…
Jリーグの創成期は電通ではなく博報堂が代理店を務めていましたが、ちょうどJリーグのYouTubeチャンネルで当時の関係者の方のインタビューが出ていたのでこの機会にあわせて紹介しておきます。
ただ、国際展開を考えるとやはり現状では電通以上の存在が国内には見当たらないですね…。健全な競争を促すためにもライバルは必要かと思います。
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