メキシコ・リーガMXにも投資ファンドが食指。
アメリカの投資ファンドであるアポロ・グローバル・マネジメントが、サッカーのメキシコリーグ「リーガMX」に投資する計画を進めているとのこと。
投資金額は12.5億ドル(約1,600億円)で、今後50年間にわたってメキシコ国外の放映権料の20%を受け取る内容だとのこと。現在国外向けの放映権はクラブ単位で管理されているそうですが、これを機にリーグの一括管理へと移行する計画だと伝えられています。
似たような話と言えば、記憶に新しいのがCVCキャピタル・パートナーズによるラ・リーガへの出資。こちらは総額19.94億ユーロ(約2,700億円)と伝えられています。当初はもっと高額になる予定でしたが、バルサやレアルなどが参加を拒否し、枠組みから外れたために減額されています。
話を戻して、リーガMXが最初に視野に入れているのはもちろんアメリカ。メキシコ系移民やヒスパニックが多く、MLSとはカップ戦を共同で開催することが決まるなど連携を深めています。もちろん2026年のワールドカップ開催がおおいに機運を盛り上げていることは言うまでもありません。
この投資を成功させるには、それ以外にもどこまで放映権を販売できるかにかかっています。まずは中南米が主なターゲットになりそうですが、スペインを始めヨーロッパに食い込むことはできるのでしょうか。
アポロ社は日本でもちょくちょく名前が出てくる投資会社であり、最近ではアメリカのヤフーを買収。また、ヤフーの商標を日本のヤフージャパンに事実上売却したことでも知られています。
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