サウジ新ゴルフツアー、開幕戦出場者を発表。
サウジ資本による新しいゴルフツアー「LIV ゴルフ・インビテーション・シリーズ」。いよいよ6/9からロンドンで開幕戦が始まりますが、その出場者42名のリストが主催者から発表されました。
4名×12チームによる団体戦の要素もある大会。よって出場枠は48名なのですが、残り6名についてはまた後日発表となる見込みです。
世界ランキング上位50人のうち4人、100人のうち16人がエントリーしていますが、サプライズだったのはダスティン・ジョンソン選手。一昨年のマスターズ覇者で現在も世界ランク13位の強豪であることに加え、以前はPGAツアーへの忠誠を誓う発言をしていただけに彼の心境にどんな変化があったのか。それともただの演技だったのか。一部の報道によると、出場料としてなんと1.25億ドルが支払われるという話も…
彼とスポンサー契約を結んでいるRBC(カナダロイヤル銀行)は直ちに契約打ち切りを発表。よりによって来週のPGAツアーはRBCがメインスポンサーを務めるカナディアン・オープン。完全にメンツを潰されてしまいました。
他には「神の子」ことセルヒオ・ガルシア選手の名前もあります。また、トップアマチュアに招待状を送っていることも明らかになっていますが、アマチュア3名も名を連ねました。その一方で、渦中のミケルソン選手の名前はなく、追加で発表されるかどうかが気になるところです。
日本人の名前もあります。谷原秀人、木下稜介、香妻陣一朗の3選手がエントリーしました。日本ツアー(JGTO)はPGAや欧州ツアーと違い、このシリーズへの出場を認めています。とくに谷原選手は選手会長を務めており、自ら偵察の意味を込めているようです。
今後さらに大きな波紋を呼びそうな大会ですが、現時点でテレビ中継は決まっておらず、公式サイトとYouTubeでの無料配信となる予定とのことです。
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