インド・クリケットの入札に決着。5年約7,500億円。

巨額の放映権料で注目を集めているのがインドのクリケットリーグ・IPL(インディアン・プレミアリーグ)です。この度IPLの次期放映権の入札が行われ、5年間で総額4,400億ルピー(約7,500億円)という巨額の取引が成立しました。


今回の入札は複数のパッケージに分けられ、その目玉となるのがテレビ向けの放映権であるパッケージAと、デジタル向けの放映権であるパッケージBです。前者はディズニー・スターが2357.5億ルピー、後者はViacom18が2050億ルピーで落札したとのこと。


入札にはこの両社のほかにソニーとZEE Entertainmentの連合が参加していました。参加が噂されていたAmazonは直前になって断念したとも報じられています。

前回の入札ではスター・インディアが獲得しており、その後ディズニーの傘下に入っています。この時の放映権料は同じ5年間で総額1634億ルピーであり、今回は約2.7倍の大幅増額となりました。


この結果については「すごい」以外の言葉が見当たらないですね。インドという巨大市場で、巨大資本による札束の殴り合いが勃発。強力な競争相手がいれば、それだけ値段も上がります。ただ、きょうの勝者があすの敗者になることだってしょっちゅう起こるのもまたこのビジネスです。

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