財政難のバルサ、子会社株式&放映権の一部売却を決議。
財政難に苦しむFCバルセロナはソシオによる臨時総会を開催し、以下2件の提案を賛成多数で可決しました。
・子会社BLM(バルサ・ライセンシング&マーチャンダイジング)の株式49.9%を売却
・テレビ放映権料の収益25%を最大25年間売却
前者は2~3億ユーロ、後者は6億ユーロ程度の収入が見込まれています。具体的な売却先は明らかになっていませんが、前者はFanatics、後者はバンク・オブ・アメリカの名前があがっているようです。今後他のオファーも含めて検討され、近日中に決まる予定です。
CVCキャピタル・パートナーズによるラ・リーガの放映権に関する取引にバルサは参加しませんでしたが、結局のところ目先の現金収入を得るために何らかの取引をせざるを得ない状況でした。
苦境に陥った原因としては以前から膨らみ続けていた支出があり、コロナ禍によってバブルがはじけたといったところでしょうか。新たな経営陣は当座の現金を確保することで破綻の危機は脱出できそうですが、まだまだ課題は山積しています。
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