2025年世界陸上、東京開催に正式決定。

世界陸連(WA)は、世界陸上オレゴン大会に先立って開いた総会で2025年の開催地を東京にすることを決定しました。


他にナイロビ(ケニア)、シレジア(ポーランド)、シンガポールが立候補していましたが、これまでの流れからすると、東京開催は既定路線だったと言えます。これらの候補は2027年以降に振り分けられることになるでしょう。

開催時期については、WAは8月下旬、日本陸連は9月中旬を希望しているとのこと。陸上が盛んなアメリカでは9月にNFLが開幕しますから、時差もふまえつつ重ならない日時を調整することになります。


東京五輪では仮設だったサブトラックについては、近隣の東京体育館に併設されている陸上競技場と、代々木公園内にある「織田フィールド」を使う計画だそうです。前者は1周200mしかなく、後者は若干距離が離れていますが、WAとしてはそれでもよいということですね。

世界陸上のマーケティング権、および欧州を除く放映権は2029年まで電通が契約しています。以前、雑誌「FACTA」が電通と(WAの前身である)IAAFが結んだ契約書とされるドキュメントを公開していました。いまはもう公開していないようですが、筆者の手元にはまだ残っております。


その中に、世界陸上の日本開催に関する条項がありますので抜粋します。

契約期間内(TERM)に、少なくとも1回は日本で世界陸上(WCA = World Championships in Athletics)を開催することが記されています。


この契約書における契約期間とは2010~2019年のことであり、その後2029年まで延長されています。東京五輪の招致が決定したことにより、2019年以前に世界陸上が開催されることはありませんでしたが、2029年までに開催されることはこれで確定しました。


レガシー活用の面でも、また無観客開催を強いられた東京五輪のリベンジという意味でも国際的なスポーツ大会の誘致は大事になってきますが、国立競技場には球技専用に改修する案も出ております。赤字のツケを後世に残さないための議論も必要です。

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