Amazon、欧州で値上げ。日本も時間の問題か。

Amazonがヨーロッパでプライム会員の料金を値上げすると発表しています。価格は国によって異なりますが、値上げ幅が大きくなっているのがポイントです。


  • イギリス: 年79→95ポンド (値上げ率20%)
  • フランス: 49→69.9ユーロ (43%)
  • ドイツ: 69→89.9ユーロ (30%)


アメリカでも今年2月に年119→139ドルに値上げしており、この流れは遅かれ早かれ日本にもやってくるものと推測されます。

値上げの背景としてはまず物価高騰であり、物流コストに影響が出ていることは言うまでもありません。コロナ禍で通販の需要が増え、インフラや人件費が高騰。また、ロシアが引き起こした戦争により燃料も高くなっています。


しかし、ヨーロッパにおいてはスポーツ放映権への積極的な参入もコスト上昇の要因であることを指摘せざるを得ません。とくにリーグ・アンの80%の試合を配信しているフランスにおいて値上げ幅が大きくなっているのは象徴的と言えます。


リーグ・アンのパッケージ自体は価格据え置き(年99ユーロ、8/28までは89ユーロ)となることが発表されていますが、基本料金が上がるわけですから実質値上げと変わりません。Amazonによると、シーズン途中でプライム会員の期限が切れても、最後までリーグ・アンを視聴可能だとしているそうですが、いずれにせよ更新期限はやってきます。

日本の料金が例外的に安いことはこれまでも指摘されてきました。物流網が発達していることや、楽天など強力な競合がいることなどが理由にあげられるかと思います。ちなみにお隣の韓国ではクーパンという強力な存在があるため、いまだにAmazonは進出すらできていません。


スポーツの文脈においては、今年からボクシングに参入し村田戦・井上戦を独占配信しました。近々新たなコンテンツも発表されるかと思います。今後スポーツ配信が盛んになれば、そのコストの負担を消費者に求めることになるでしょう。やるやらないの話ではなく、いつやるかの話だと言えます。

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