エールディヴィジはHuluが継続。

欧州サッカーリーグの放映権情報もそろそろ最後となりそうです。エールディヴィジ(オランダリーグ)は昨シーズンに引き続いてHuluが配信すると発表されました。


昨シーズン優勝の強豪・アヤックスと、菅原選手所属のAZの試合を中心に44試合をライブ配信するとのこと。日本語コメンタリーは付かず、英語のみとなります。

エールディヴィジの国外向け放映権はIMGが代理店となっており、昨シーズンまでの契約となっていたのですが、新たに3年延長されたことが発表されています。


これに倣うならば、Huluの契約も3年間だと言いたいところなのですが、3年前の2019-20シーズンはシーズン途中からフジテレビが放映権を獲得しています(コロナによりシーズンは途中打ち切り)。Huluが配信を開始したのは2020-21シーズンからです。なので、単年で動いている可能性も考えられます。

IMGのサイトの情報はまだ昨シーズンのものになっているのですが、基本的には同じ条件で継続されると考えてよさそうです。国際映像が提供されるのは、毎節3試合(×34節)とプレーオフ6試合を合わせた計108試合と記載されており、つまり全試合あるわけではないのですね。


おそらくアヤックス戦は毎節3試合の枠にほぼ毎節入ってくるでしょうけど、AZは昨シーズン5位であり、選ばれる機会は限られてくることでしょう。ただし、IMGのサイトには以下の記載があります。


Remaining matches are all available as unilateral.


unilateral(ユニラテラル)は訳すと「片側の」「一方的な」といった意味ですが、放送用語では国際映像とは別に特定の放送局に向けて製作される映像、といった意味になります。つまり、試合のリクエストに応じてくれるというわけですね。もちろんお金は発生しますが。


ただ、44試合という配信予定から考えると、Huluが追加コストをかけてまでAZ戦をリクエストすることはあまり考えにくいです。基本的には毎節3試合の枠に入った場合に配信されると考えておいたほうがよいでしょう。

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