アシックスと日テレ、RUNNET運営会社を買収。

ランニングポータルサイト「RUNNET」などを運営するアールビーズは、アシックスと日本テレビホールディングスにすべての株式を売却すると発表しました。8/31付でアシックスが65%、日テレが35%を取得します。


現在の株式は創業者が保有していますが、かねてより売却のタイミングを探っていたようです。コロナ禍の影響も多分に受けただろうと思います。これから徐々にイベントは戻ってくるでしょうけど、体力的にもいまが限界だったのかもしれません。

全国で多くのマラソンイベントの企画・運営や、雑誌「ランナーズ」の発行も行っている会社であり、アシックスとの相性がとてもよいであろうことは分かります。ただ、他のスポーツ用品メーカーが協賛しているイベントもあるでしょうから、それとの兼ね合いがどうなるかは気になりますが。


では日テレはどうなのかと言いますと、まず傘下にフィットネスクラブ「ティップネス」があり、会員IDの連携などを行っていくとのこと。そして、メディアとマラソン・駅伝中継の制作力をもって、ランニングのファン拡大に取り組むとのことです。


なので、今後はマラソン大会の中継が増えるかもしれません。とは言ってもテレビでの中継が増えるかは微妙です。広く映像を届けるというよりも、参加者やその家族などに向けたサービスのほうに重点を置くのかもしれません。


大きなイベントと言えば箱根駅伝や東京マラソンが連想されるところ。東京マラソンについては日テレとフジが隔年で放送しており、今年は日テレでした。おそらく来年はフジになるかと思われます。これについては今回の買収の影響はないでしょう。

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