インドで開催中のクリケット国際大会の入札で混乱。

クリケットと言えば、インドのIPL(インディアン・プレミアリーグ)の放映権料が5年総額7,500億円に達したことを以前お伝えしました。今回は、ICC(国際クリケット評議会)が開催する国際大会の放映権の話です。

インドでは現在、2024年から4年間の放映権について入札が開始されていますが、そのプロセスが不透明だとのことで入札を希望している企業から不満があがっています。


入札は2回のラウンドに分けて開催される予定で、1回目は通常の対面での入札。2回目は電子入札が実施されるとしていますが、1回目の入札がクローズドになっており、2回目に進むための条件が複雑かつ不明瞭だとのこと。また、条件によっては4年間ではなく8年間の権利を落札できることになっており、その条件もよく分からないのだとか。


電子入札に慣れるための模擬入札が事前に行われたのですが、有力とされているディズニー、ソニー・ピクチャーズ、Viiacom18、ZEEの4陣営が不参加。ICCの回答しだいでは入札をボイコットすることも辞さない態度を示しました。逆に参加したのはAmazonとFanCodeの2陣営だと伝えられています。

さすがにICCものまずいと思ったのか、入札の要項を変更したとのこと。これにより、先の4陣営も入札に参加する方向だとのことです。1回目の入札は8/26に締め切られ、金額面と技術面から選考が行われます。その他にも以下のルールが示されました。


  • 最低落札価格は14.4億ドルに設定
  • 1回目の入札で、最高額と2番目の入札額の差が10%未満の場合は2回目の入札に進む
  • 落札者は8年間の権利を選択できる。その場合、金額は落札額の2.8倍となる

これだけの巨額が動く入札です。まだ波乱が起きる可能性があります。参加を見送る企業が現れるかもしれません。複数の企業が不参加となれば、相場が下がる可能性もあるわけです。いずれにせよ、まもなく決着する予定です。


ちなみに現在の権利者はSTARで、8年19.8億ドルの契約とのこと。STARは当時FOXの傘下でしたが、後にディズニーがFOXを買収したためディズニー傘下となっています。

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