【速報】イタリアDAZN、月額料金の50%を返金へ。

先日もお伝えした通り、イタリアのDAZNで発生した障害について、通信を管轄する当局であるAgComらとの会議が開かれました。この席で、DAZNは月額料金の50%を返金する意向を示したとのことです。


当初は25%と報じられていましたが、開幕節の重要性を鑑みて上乗せされました。障害が発生した試合の時間帯にアクセスしたユーザーが自動的に返金の対象となり、今後2週間以内に案内のメールが届くとしています。

最大で370万人が対象になる可能性があるとのこと。返金額はユーザーによって異なります。通常料金は月29.99ユーロなので、15ユーロほどが返金されることになります。


昨年7月に新規加入したユーザーは、14か月間19.99ユーロで視聴できる特典がついていたので10ユーロほど。また、今年6月には「DAZN Plus」という異なる複数の場所から視聴するオプションが導入されており、こちらは月額39.99ユーロなので20ユーロほどの返金となります。


この370万人という数字ですが、DAZNがセリエA全試合の中継を始めた昨シーズンの開幕節は430万人だったとのことで、それよりも減っています。もちろん値上げなどの影響があるわけですが、減ったにも関わらず昨年よりも大きな規模の障害が出てしまったことを深刻に受け止めないといけません。DAZNは原因は特定できたとしていますが、まずは今週末の第2節を乗り切らないと、さらなる非難にさらされることになります。

なお、この障害は日本を含め他国にも影響が生じていますが、イタリア以外のユーザーについての措置はとくに発表されていません。動きがあればこちらもお伝えします。

【お知らせ】現在コメント機能が使えない状態です。感想・意見・誤情報のツッコミ等ございましたら、筆者のX(旧Twitter)までお願い致します。 @flower_highway

0コメント

  • 1000 / 1000