世界バレー男子の中継について川合会長がコメント。
以前お伝えした、世界バレー男子の日本代表戦がテレビで生中継されない件について、日本バレーボール協会の川合俊一会長がInstagramでコメントを出されましたので取り急ぎ紹介いたします。
川合会長はタレント経験からメディアを通じて発信することの大切さを分かっている方ですので、言える範囲内でコメントをされたのだと理解しております。
いつもバレーボール日本代表への応援ありがとうございます。
そして世界選手権男子大会の放送について
インスタへのご意見ありがとうございます。私も男女共に地上波で試合を見たいですねー。
しかしテレビ放映については残念ながら協会としては何かを言える立場にはないんです。
放送して下さいとはいつもお願いしてはいますが。
それでも再度TBSさんに正確な状況をお聞きしましたのでお答えします。
世界情勢を考慮してポーランド・スロベニアに開催地が変更となった結果、
試合日時の詳細が確定したのは大会1か月前の7月上旬でした。
TBSさんとしても、
地上波やBSで放送を編成するべく
ただちに調整に動いたそうですが、
あまりにも日程調整の時間がなく放送は断念せざるを得なかったようです。
地上波としては、当日深夜のハイライト枠を確保しつつ、
日本にいるファンのみなさんに何とかライブ放送をお届けすることができないか、
検討を続けた結果、今回の動画配信サービス(Paravi)での放送となったようです。
戦争がスポーツへも影響を与えてしまうんですね。
早く争いのない世界となることを祈ってます。
当初はロシアで開催される予定でしたが、ウクライナ侵攻により開催地がポーランドとスロベニアに変更されました。時系列としては以下の通りとなります。
- 3/1 開催地変更を発表
- 4/15 新たな開催地を発表
- 7/7 正式な競技日程を発表
競技日程ですが、もともと予定されていた大会期間(8/26~9/11)の変更はなく、期間内の試合スケジュールが7月になってようやく決まったという形です。生中継となると編成を組み替えるのは容易なことではなく、深夜の録画放送になったことはやむを得ないかといった感じです。
そうなると、問題はParaviの価格設定ということになりますが、そればかりは日本バレーボール協会のほうで決められる話ではありません。TBSのマーケティング戦略かもしれませんし、TBSとFIVB、そして代理店のIMGの契約関係の問題かもしれません。VBTVをブロックすることはできませんから、付加価値をつける方向に進んだということでしょう。
0コメント