【速報】インド・クリケット国際大会はディズニー落札。4年30億ドル。
以前にもお伝えしていた入札が決着しました。現在の放映権を保有しているディズニー傘下のディズニー・スターが引き続き権利を維持することとなりました。
- 対象: ICC主催の国際大会
- 期間: 2024~27年(4年間)
- 地域: インド
- 落札者: ディズニー・スター
- 金額: 30億ドル(推定)
ICCの本部が置かれているドバイで開催された入札には、ディズニーのほかソニー、Viacom18、ZEEの4陣営が参加。Amazonの姿はなかったとのことです。入札額1位と2位の差が10%未満の場合は第2ラウンドが行われることとなっていましたが、ディズニーの入札額は他を引き離していたようで、1回で終了となりました。
入札額の2.8倍を支払えば8年契約にできるオプションが存在すると報じられてましたが、ディズニーはこの権利を行使せず、4年契約となっています。
入札は直前まで混乱が続きました。開催2日前に、入札の監査を務めていたPwCが突如辞任したのです。そのため、この入札のプロセスについては今後も疑問が投げかけられることになるでしょう。
ディズニーはIPL(インディアン・プレミアリーグ)の次期放映権について、テレビ向けの権利は確保したもののデジタル向けの権利を落とす結果となっています。そのため、OTTサービスであるDisney+については今後会員数の伸び悩みが懸念されていましたが、今回の入札でひとまず勝利を得たことになります。
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