契約最終年のNFLサンデーチケットで障害。MNFは2試合中継。

NFLの全試合が視聴できる「NFLサンデーチケット」。DirecTVの契約は今シーズン限りで、現在来季以降の契約をめぐって争いが繰り広げられています。現在年15億ドルの契約は、25億ドルに跳ね上がるとも伝えられています。

更新の意思がないとされるDirecTVですが、Week1、そしてWeek2と連続してシステム障害が出たと伝えられています。もともと衛星放送がメインの会社であり、ストリーミングはそれを補完するものですから、ますますやる気がないと言いますか。日本でも昨年、スカパーがルヴァン杯の配信で障害を連発させていましたが、それ以上にモチベーションがない状態なのでしょう。

DirecTV might want to think about punting soon. 

DirecTVはすぐにでもパントを蹴りたいと思ってるかもしれない、と記事には書かれていました。

ESPN(ディズニー)が放映権を持っているMonday Night Football(MNF)では新たな試みが。通常は1試合のところ、先週のWeek2では2試合がMNFに指定されたのです。タイタンズvs.ビルズ戦をESPNで放送し、もうひとつのバイキングスvs.イーグルス戦は地上波のABCとストリーミングのESPN+で放送・配信されました。

この2試合はキックオフ時間を1時間15分ずらして開催されました。同時進行だと両方は見てくれないし、かと言って月曜の夜に2試合続けて観戦するのも辛い。ESPN側としては、関心を途切れさせないようにと考えたのでしょう。

とは言え、片方の試合の放送中にときどきもう一方の試合映像がワイプで入ってくるといった構成には、さすがに多くのファンが違和感を持ったようです。同時進行の試合について、両方気になる人もいれば、ひとつの試合に没入したい人も当然います。

なお、来シーズンには同様のダブルヘッダーが3回計画されているとのことです。