韓国SPOTV、ラ・リーガの権利喪失。クーパンに移動。
韓国における来季からのラ・リーガの放映権が、現在のSPOTVからクーパンに移動すると報じられています。新たな契約は2023-24~27-28シーズンの5年契約になるとのこと。
クーパンは「韓国のAmazon」とも呼ばれるサービスですが、ストリーミングサービス「クーパンプレイ」を開始したのは2020年と比較的最近です。
昨年はサッカー韓国代表のワールドカップ2次予選を配信。今年からKリーグ1部の全試合を配信しています。また、今年7月にはソン・フンミン選手が所属するトッテナムとセビージャを招待。Kリーグ選抜と対戦する「クーパンプレイシリーズ」を開催し、独占配信しています。
東京五輪を配信すると報じられたこともありますが、物流倉庫で発生した火災をきっかけに破談になったとのこと。その代わりと言いますか、サッカー中心にスポーツのコンテンツを揃えてきています。
SPOTVのほか、NAVERやTVingなどの競合もおり、今後は競争が激化することが予想されます。SPOTVは今年日本でプレミアリーグの権利を獲得しましたが、韓国でも同様に権利を更新。放映権料は日本を上回る年間3,000万ドル程度と報じられています。
どこかに予算をつぎ込めば、他が疎かになるのは当たり前と言えば当たり前のこと。プレミアの放映権料高騰が招いた必然と言えるかもしれません。
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