DAZN、クラシコ試合中に禁断のCM。SPOTVもCM導入。

SPOTV NOWのプレミアリーグ中継でCMが入ったとの報告を頂いています。まぁ、時間の問題だったと言えるでしょう。あの料金設定で放映権料をまかなうためには、広告なしでやっていけるとは到底思えません。


有料サービスで広告が入るとどうしても不満があがるのですが、それは課金すると広告をなくせる機能を提供しているサービスが作り出したイメージでもあります。実際、CSなどの有料放送では普通にCMを入れているわけですから。


さて、今回の本題は10/16にDAZNで配信された、ラ・リーガのレアルvs.バルサ戦。いわゆる「エル・クラシコ」と呼ばれる伝統の一戦で起こった出来事です。DAZNは、試合中にCMを挿入するという暴挙(?)を実行したのです。

選手交代のタイミングで、画面が左右に2分割され、左側の画面でCMが流されました。Netflixの「フィーゴ事件」のCMです。2000年にバルサからレアルへ「禁断の移籍」を実行したルイス・フィーゴ選手のドキュメンタリーです。


このCMを流す先としてエル・クラシコは最高のメディアです。「禁断の移籍」を強調するために、視聴者に反発されることを半ば覚悟で「禁断のCM」を実行したのでしょうか。Netflixには結構大胆な広告を打ち出すことがあるというイメージがあります。


もちろん受け入れたDAZNのほうにも思惑がありそうです。クラシコを放送・配信している他の国でも同様なCMが流されたのかな…と思い調べてみたのですが、どうやら日本のDAZN以外では流れていないようです。

ご存知の通り、DAZNのCMは徐々に増えています。2021年の広告収益は前年の3倍に。今年はさらに2倍を見込んでいるとのこと。広告配信用のサーバーをGoogleと共同で開発していると記事には書かれています。今後はユーザーごとに興味関心に近づけたCMが配信されるようになっていくでしょう。


Netflixは11月に「広告つきベーシックプラン」を開始します。日本での月額料金は790円で、従来のベーシックプランよりも200円安くなります。動画サブスクの競争が激化し、成長が鈍化している中で少しでも安価なサービスを提供するのが狙いです。


共通の課題を抱えている両社が、日本のマーケットで「実験」を仕掛けた。今回の「事件」はそのようにとらえるべきかと思います。これ以上の商材はなかなか現れないでしょうから、今後定着していくかは微妙です。

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