ハンドボール新リーグ、18チーム内定も条件付き多し。
日本ハンドボールリーグ(JHL)は、2024年に発足予定の新リーグに参入が内定した18チーム(男女各9チーム)を発表しました。申請を行ったチームすべてが内定となりましたが、その一方で8チーム(男女各4チーム)が財政要件などを満たしておらず、条件付きでの内定となっています。来年4月に予定されている次回の審査までに条件をクリアすることが求められます。
財政要件をクリアできる見通しが立たないという理由で申請を見送った女子のテラスホテルズ(沖縄)については救済策が検討されるようです。その場合、もう1チーム追加される可能性があります。
葦原代表理事が記者会見で自ら「甘いと言われるだろう」と話していましたが、結論の先送りだと受け取る向きも出てくるでしょう。チーム数が決まらないと日程も決まらず、スポンサーの確保も進まないという理由でこのタイミングでの発表としていたはずですが、前提条件が揺らいだことは否めません。
その一方で、実業団を母体とするチームは要件をクリアし、条件付きとなったのはいわゆるクラブチームに固まった今回の審査結果は、現状の厳しい環境を示すものと言えます。ともあれ発表したわけですから、今後はこの18チーム(+α)を前提として計画が進んでいくことになります。
条件付きとすることに対して、「甘い」という方もいらっしゃるでしょうが、「その成長可能性に賭けたい」というのが、審査委員会及び理事会での今回の結論です。
— 葦原 一正 / Kazumasa ASHIHARA (@kazu_ashihara) October 22, 2022
チームに寄り添っていくこと。
これが今一番大事なことだと私は思っています。(続)
さて、あした10/22(日)には、新リーグに内定したアースフレンズBMが、兄弟チームであるBリーグ2部のアースフレンズ東京Zと合同で試合を開催します。こういう試みを続けていくことで、興行力を高めていくことも大事でしょう。
アースフレンズBMの試合は11:30開始、アースフレンズ東京Zの試合は18:30開始となっています。順番的にハンドボールが先になるのは理解できますが、試合間隔はちょっと長いような気もします。ハンドボールは滑り止めに松ヤニを使用することから、コートの整備に時間がかかるという事情もあるようですが…
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