Jスポを観ているのは何人か
DAZNは詳細な契約数こそ未公表だが、100万契約を達成したと発表している。
現在の月額1750円を維持するとして、Jリーグに支払う1年あたり210億円を捻出するには、1200万月が必要だ。つまり途中解約がないと仮定しても100万契約。そこに他の競技の放映権やインフラを始めとする諸経費を含めると、損益分岐点は軽く500万契約を超えるだろう。そこは海外展開を広げながらカバーしていくことになる。
さて、対してJSPORTSの契約数はいくらなのか。実は密かに栗村さんがポロリしており、670万世帯であるとのこと。ただしこのデータは2年以上前の話。
ということで最新のデータをもってくると…622万世帯。減ってるじゃん!(>_<)
やはりJリーグを取られた影響は大きいのだろうか。
ここで注意すべきなのは、あくまで「視聴可能世帯」であること。要するにセットでもいいので、1チャンネルでもJスポが観られればカウントされる。観られることと、実際に観ていることには大きな差がある。
また、CATV局などでは、Jスポ3だけが基本セットに入っている場合がある。これはかつてチャンネル名が「JSPORTS ESPN」だった頃の名残りだろう。こういう契約もまた数字を増やす材料になっている。
さて、気になるのがJスポ4の契約数なのだが…残念ながらデータは見つからず。Jスポ4はプレミアムチャンネルなので、Jスポ全体の契約数のうち何%がJスポ4も契約しているのか。自転車ファンもモータースポーツファンもフィギュアスケートファンも、きっとこの数字は知りたいはず。
これらの競技は、要するに追加料金を払ってでもライブで観たいというファンが多いということ。
チャンネルごとの独立採算制ではないので、我々の支払った追加料金と、他のセットでJスポを観ている(もしくは観られる状態になっている)皆さんのおかげで成り立っているという構造は頭に入れといていいと思う。
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