UCI世界選手権の放映権

twitterでこの件についてつぶやいている方がいるので、とりあえずわかっていることをまとめておきます。

まず世界選手権の放映権は、欧州圏ではEBU(欧州放送連合)、他の地域では毎度おなじみIMG社が管理。2017〜2024年の8年契約であります。
この中にはロード、トラック、シクロクロスなどUCIが開催する競技がすべて含まれる包括的なものです。
日本での放送事情としては、ロードは2013年からSPEEDチャンネルが生中継。普段は競輪を放送するSPEEDチャンネルがなぜ?とは思いますが、他の種目を含めて東京五輪へ焦点を定めたうえでの契約なのかも。
競輪の主催団体であるJKAがロードレースに多くの補助金を出している現状ではあまり文句も言いにくいのですが、ならば他の種目も中継してくれよとは思いますね。

シクロクロスは以前JSPORTSが中継してましたが2016年を最後に終了。これは上記の通り代理店が変わったことと何かしら関係があるのかも。なお、上記の契約にはシクロクロスワールドカップも含まれております。

なお、NHKがロードやトラックの録画中継をしていますが、一般的にはライブと録画の権利は別々に扱われることが多いです。ツール・ド・フランスのハイライトもそうですよね。

さて、これらの情報をふまえていくつか。

SPEEDチャンネルはもし今後も権利を持ち続けるなら、東京五輪を見据えて関連番組をもっと放送すべき。ロード世界選手権だけというのは唐突感が否めません。

シクロクロス世界選手権およびワールドカップについては、IMG社との関係が強いDAZNのほうが可能性が高そう。
JSPORTSはウィンタースポーツだとフィギュアスケート・アルペンスキー・スキージャンプに力を入れているので、予算的にも厳しいのではないでしょうか。

まぁ、いずれにせよ「もっと観たい!」というのが結論です(^_^;)

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