【視聴率】W杯・日本vs.コスタリカ戦は平均42.9%。
テレビ朝日で放送されたFIFAワールドカップの日本vs.コスタリカ戦の視聴率が発表され、関東地区の平均世帯視聴率は42.9%。瞬間最高視聴率は53.8%となりました。結果は残念でしたが、最後まで競った展開は視聴率的にはプラスに働いたものと思われます。
ABEMAの数字ですが、1日の視聴者数(DAU=Daily Active User)が1,400万人に達したとのこと。ドイツ戦の1,000万人からさらなる増加となり、最高値を更新しました。「本田の解説」が話題となったので、テレビと同時につけていた人も多かったのではないでしょうか。
なお、繰り返しになりますが、この数字はABEMA全体の視聴者数をカウントしたものであり、コスタリカ戦単独のものではありません。ただ、数百万人の上積みに大きく貢献したことは確かでしょう。
また、ABEMAがIRで定期的に発表している1週間の視聴者数(WAU)についても、11/21~27の1週間で3,000万人に達したとのこと。2,000万人は確実と思われましたが、さらにその上の水準に達しています。ABEMA独占だったサウジアラビアvs.アルゼンチン戦の貢献も大きいでしょう。
この日深夜に行われたスペインvs.ドイツ戦はABEMA独占でしたが、「なぜこの試合を地上波で放送しないのか」という声が結構聞かれました。月曜の朝4時という時間帯ではおそらく利益を確保できるだけのスポンサーを集めるのは難しいだろうと思われます。また、これまでの例だと試合の配分はいわばドラフト会議のような形で決められており、ABEMAが積極的に独占カードとして囲った可能性もあるでしょう。
日本vs.スペイン戦、そして日本が決勝トーナメントに進出できた場合の1回戦の権利はフジテレビが持っています。おそらくこの2試合はセットであり、早朝の試合を放送する不利を決勝トーナメントでカバーしたのでしょう。しかし、現状では日本がグループリーグを突破できる可能性は低く、神頼みするしかありません。祈りましょう。
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