ラグビー・浦安D-Rocks、地元の超大物企業がスポンサーに。

ラグビー・リーグワンの2部に所属する浦安D-Rocksは、オリエンタルランドとトップパートナー契約を結んだことを発表しています。


いまさら説明する必要はないと思いますが、東京ディズニーリゾートの運営企業です。浦安市を代表すると言ってもよい企業をパートナーに付けることに成功しました。


選手のウェアに「OLC」の企業ロゴが付くとのことですが、商標的になんかもうちょっとうまくできなかったのかな…というのが正直な思いです。

昨シーズンは「NTTコミュニケーションズシャイニングアークス東京ベイ浦安」というチーム名でしたが、これもなんでこんな名前になってしまったのか…と。さまざまな方面の配慮を感じざるを得ません。


リーグワンには「NTTドコモレッドハリケーンズ大阪」もありますが、NTTのグループ再編によりNTTコミュニケーションズがNTTドコモの子会社となりました。そのため、2チーム保有する状態となりガバナンス的にも問題が生じました。


浦安D-RocksはNTTグループ各社の出資で設立された新会社の運営となりました。NTTドコモは規模を縮小し、社員選手による実業団チームとなっています。そのため、1部の要件を満たさず今季は3部からの再出発となります。浦安D-Rocksも入れ替え戦に敗れ、今季は2部となっています。

さて、今後期待するのはオリエンタルランドが単なるスポンサーにとどまらず、どんな活動をしてくれるかです。浦安D-Rocksは公式戦を開催できるスタジアムを持っておらず、ホームゲームは東京などすべて県外での開催となります。


練習グラウンドは市内にありますし、交通の便を考えると必ずしもスタジアムは必須ではないとも言えますが、集客という面では日本有数のノウハウを持つオリエンタルランドの力をうまく借りることはできるのでしょうか。


ちなみに同様の問題はJFL昇格を決めたサッカーのブリオベッカ浦安も抱えており、ホームスタジアムのピッチが人工芝であることからJFLの規格を満たせず、来季はやはり市外での開催になるとのこと。このあたりも競技の枠を越え、民間と行政をうまく巻き込んで進めていただきたいものです。

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