JLPGA、2023年の日程発表。38試合を維持。
JLPGAは2023年のツアー日程を発表。JLPGAツアーは今年と同じく38試合が開催されます。また、下部のステップアップツアーは4試合増の21試合となり、レジェンズツアーなど他のツアーも含んだ賞金総額は50億円に達するとのことです。
今年はテレビ放映権料が無料に設定されていましたが、来年からは徴収することになります。今年は結果的に試合数もテレビ中継も減りませんでした。来年も試合数は維持できましたが、テレビ中継は果たして減るのでしょうか。
GMOの撤退により空いた7月中旬の週は、来年も空きとなっています。今年はこのすき間にツアー以外の大会が開かれましたが、来年も実施されるのでしょうか。
いろいろと気になる点はあるのですが、GMOが危惧した女子ゴルフの人気低下については少なくとも今年は起こりませんでしたし、来年もまだ起こらなそうにみえます。GMOが撤退時に残した、いわば「呪い」のような言葉は今後効いてくるのでしょうか。
GOLFTVが撤退したため、いまのところネット配信はDAZNとU-NEXTの2社になります。今年途中から参加したU-NEXTは米PGAツアーの配信も決定し、おそらく来年も引き続き配信を続けそうです。DAZNについてはまだ微妙です。今年のコストパフォーマンスを問われますし、非独占から独占に舵を切る可能性も考えられます。もちろん、新たな業者が名乗りをあげる可能性もあるわけです。
試合数は変わりません。3日制から4日制に移行する試合がひとつあるため、開催日が1日増えるだけです。なので、映像製作費のコストは昨年とほぼ同等になると見込まれます。節約するとしたら、やはりテレビ局と組んで映像の共通化をはかる動きになるでしょう。今年はテレビ東京が協力しましたが、さらなる協力相手は出てくるでしょうか。
コストが同等なら、放映権料が増えた分だけ収益につながることになります。価格交渉も大事ですし、海外への販路も開拓する必要があります。そのあたりはIMGに期待したいな…と思います。
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2022.12.22 12:42