【追記あり】越年濃厚のNFLサンデーチケット争いからApple撤退か。
交渉が長引いているNFLのサンデーチケット。当初は年内に決着する見込みと伝えられてきましたが、最有力候補とみられるAppleとの交渉が難航しており、越年が濃厚となっています。クリスマス休暇に入れば業務は止まりますので、来週がリミットです。
しかし、ここにきてAppleが交渉を打ち切ったのではと報じられています。さらにディズニー(ESPN)も脱落し、残る候補はAmazonとGoogleに絞られたというのです。
1994年から29シーズンに渡って権利を保持してきたDirecTVに更新の意思はなく、現在年15億ドルとされる放映権料は20~25億ドル、さらには30億ドルという声まで聞こえてきます。しかし、今年に入ってIT大手の経営環境は悪化しており、勢いに陰りがみられます。
サンデーチケットの概要については過去の記事にまとめてありますので、こちらをご参照ください。
AmazonはすでにTNF(Thursday Night Football)の権利を持っているので、さらに追加で支出するとしても限りがあるでしょう。Googleはこれまでスポーツに参戦したことがなく、もし獲得すればセンセーショナルな出来事となります。アメリカで展開しているYouTube TVのパッケージにすることを計画しているようですが、結局のところコストとの兼ね合いになります。
【追記 12/19】
今度は、Appleはまだ撤退していないとする記事が出ています。混迷のまま越年することになりそうです。
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