1000回目のtoto

現在発売中のtotoがちょうど第1000回となっている。
累計の売上は約1兆円。一時期はさっぱり売れず存続の危機に陥ったこともあるが、インターネットやコンビニなど販売チャネルを強化し、さらに予想が不要な「BIG」を投入したことが大成功、ここ5年間は毎年売上が1000億円を超えている。

売上のうち半分が配当金へ。そこから販売委託業者への手数料など必要経費を差し引き、助成金の累計は約1400億円。また約800億円が国庫に納付されているとのこと。

筆者も定期的にBIGを購入している。新国立競技場のタイルにでもなってくれれば本望だ。いちおう10万超えを2回的中しているので、通算ではマイナスだろうけどそこまで損はしていないと思う。たぶん。

※実際には新国立競技場の建設費には充当されていないようです。

BIGで1等が当たる確率は約480万分の1。ジャンボ宝くじの1等は1000万もしくは2000万分の1なのでそれよりも有利だ。(ただし前後賞はない)
別に儲かるとは思ってないけど、スポーツ振興の理念には賛同している。もちろん助成金の使い道については継続的にチェックしていく必要があるが。

さて、現在議論になっているのが野球くじ。かつて八百長事件が、最近でも賭博関与が発覚したプロ野球界だけに、予想式のくじはまず発売できない。BIGのような非予想式のくじのみになるだろう。

プロ野球とサッカーの大きな違いは、プロ野球のほうが中止が多く、引き分けが少ないということ。
これについては、前者は予備の試合を定めておくこと。後者は引き分けをホームチームの勝ち扱いとすることで回避するのが無難だろう。

1等の当選確率はBIGに近づけたい。その条件でシミュレーションすると、選択肢は「ホームがN点差以上で勝ち」「N点差未満で勝ちor引き分け」、そして負けを加えて4通り。
試合数は11試合にすると、4の11乗=2の22乗=約420万通りになる。6試合×3連戦=18試合のうち11試合を指定し、数試合を予備扱いすればよいのだが、試案ではどれが対象試合か公表せずに販売するらしく、正直意味がわからない。

そもそも別に野球である必要もない。これから注目すべきスポーツを対象にすべきで、それならばワールドカップを控えたラグビーのほうが自然だと思う。
まぁ、自分の態度としては「還元率しだい」というしかありませんね(^_^;)

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