JリーグとDAZNの契約に異変の噂。

昨日YouTubeで公開された動画「サッカー大展望2023」において、スポーツライターの木崎伸也氏の発言が注目されています。32分ごろからご覧ください。


かいつまんで説明すると、DAZNがJリーグに支払っている高額の放映権料に対して、見返りが不充分であると不満を持っており、撤退説も流れている--というものです。


あくまでも噂なので真偽のほどはよく分かりませんが、こうして関係者の口から具体的な話が出始めているということが大事なのでしょう。DAZNとJリーグは12年契約を結んでおり、今年が折り返しの7年目。契約を見直すにはいいタイミングだとも言えます。

また、従来ならばすでに発売されているはずの、Jリーグ各クラブによる「DAZN年間視聴パス」がまだ発売されていないことも憶測に拍車をかけている形です。何かしらの問題が潜んでいることは間違いないでしょう。価格設定の問題かもしれませんし、そもそもDAZNの全試合独占が崩れるのかもしれませんし。


それ以上の情報はないので、現状なんとも言えないのですが、もしDAZNがさらなる値上げを検討しているとすればJリーグにとっても大きな痛手となります。かりに契約を途中で破棄するとしても、DAZN以上の金額を提示するところはないでしょう。どうにしろ、Jリーグも痛みを分かち合う必要があります。

ここからは完全な妄想になりますが、例えばDAZNとの放映権料を減額する代わりに、独占権を一部解除して、他のストリーミングサービスでも配信するというのはひとつの案か思います。なお、無料のテレビ放送についてはもともとDAZNの権利はありませんので、無料放送を増やせるかどうかはJリーグ側の努力にかかっています。


あとは、海外放映権の代理店契約がいまだに発表されていないのも気になる点です。昨年までは電通でしたが、これをDAZNに移行させるというのもひとつの方法かと思います。DAZNは自社で抱えることもできるし、他社に売ることもできるわけです。

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