YouTuberのジェイク・ポール、PFLでMMAに参戦。

アメリカの人気YouTuberかつプロボクサーでもあるジェイク・ポールが総合格闘技参戦を表明。PFLと出場契約を結ぶとともに、PFLの株式も一部取得したとのこと。


ジェイクは今後PFLが開催するPPV大会のプロモーションを担い、PPV収入の50%以上を受け取る契約であるとも報じられています。

ジェイクの兄であるローガン・ポールはかつて、同じく人気YouTuberであるイギリスのKSIとボクシングの試合を行い、その後YouTuberによるボクシングが興行として成立していきます。2021年にはメイウェザーとのエキシビションマッチも行われました。


ジェイクもまた、KSIの弟であるデジとボクシングで対戦しており、兄弟どうしによる因縁が勃発しています。KSIはボクシングのプロモーターとして「Misfits Boxing」を立ち上げ、現在はDAZNと組んで「MF & DAZN: X Series」を開催しています。

これとほぼ同時期に、ジェイクはMMAのほうに活路を見出したというわけです。PFLもDAZNと契約しているため、多くの国ではDAZNで両方視聴できることになりそうです。アメリカとイギリス、ボクシングとMMAという違いはあるものの、二人の人気YouTuberがDAZNというひとつのプラットフォームに揃うことになりました。

こうなると、DAZNでPPVが行われるかが今後のカギとなっていきます。昨年、日本でもメイウェザーvs.デジ戦が初めてPPVとなりました。これは試験的なものと言えます。ボクシングのカネロ戦など他の例を鑑みると、いまのところPPVが行われているのは限られた国であり、日本はその対象に含まれるかどうかぎりぎりな線にあると考えられます。

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