スポーツ放映権の市場規模、2024年に$600億へ。

いつもお世話になっているメディアであるSportBusinessが、グローバルにおけるスポーツ放映権市場の推計値を出しています。


昨年(2022年)は550.7億ドルで、今年(2023年)は微増の552.4億ドル。そして、来年(2024年)は609億ドルという予想が立てられています。日本円に換算すると8兆円を超える規模ということですね。

その理由としては、NFLやクリケットのIPLなどが新たなサイクルに入ること、またパリ五輪の開催があげられています。600億ドルの内訳としては、やはりNFLが最大で130億ドルに達します。競技別ではサッカーが220億ドル弱で全体の1/3を占めます。


NFLについては97%がアメリカ国内の放映権料です。最近ではイギリスやドイツで公式戦を行っていますが、海外の開拓はまだまだこれから。まぁ、国内だけでこれだけの規模を占めてしまうというのはなんとも恐ろしいスポーツです…。

次期サイクルの金額はほぼ決まっているので、これはいわば確定された未来です。問題はさらにその先ということになります。ストリーミングサービスの成長に陰りが見え、人々はサブスクリプションの契約を見直し始めています。若者の関心はさらに多様化し、長時間視聴者を拘束することは難しくなっています。


今後起こり得る未来としては、サイクルの長期化があげられるでしょう。従来は3~4年サイクルだったものが5~6年になり、10年以上の長期契約も増えてくるものと思われます。先行きが不透明ならば、できるだけ長期間価格を維持したいところです。


あとは企業間の体力競争が限界に達し、脱落者が出たところがターニングポイントとなるでしょう。現在はとにかく札束の殴り合いによるレッドオーシャンですが、この状態はいつか必ず終わりを迎えることになります。





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