DAZN「FREAKS」シリーズを若干縮小。

DAZNは、2月から「FREAKS」シリーズの配信方法を変更することを発表しています。2/1には全員揃った「FOOTBALL FREAKS」を配信。来週以降はセリエA、ラ・リーガ、プレミアリーグを交代で配信し、4週間でローテーションします。


従来は毎週配信だったわけですが、配信されない他2つのリーグについては、新たに「FREAKS Voice」と題した音声のみのコンテンツを配信するということです。

まぁ、単純に言えば経費削減です。細江さんがストレートに「縮小ですか?」と言ったのは面白かったですけど。


音声のみにすることで、配信頻度だけは落とさずに済んだといったところでしょう。音声のみのコンテンツは「初の試み」としていますが、実際にはTwitterの企画から派生した「F1ラボスピンアウト」がかつてありました。


エンターテインメントの本質は、視聴者の時間の奪い合い。そう考えると、ながら聴きができる音声コンテンツは案外悪くないのかもしれません。イギリスではtalkSPORTというスポーツ専門のラジオ局があり、プレミアリーグの放映権(もちろん音声のみ)も持っています。物は言いよう。災い転じて福となす…のでしょうか。

昨年の値上げの際には「プレミアムなコンテンツを届けるため」を理由とし、今年の値上げの際には新プラン「DAZN Global」の発表とセットに。DAZNは不利な情報を告知する際のコミュニケーション方法にやはり問題があります。ただ、これって外資系の企業らしいやり方とも言えますので、もしかしたら日本人の感性のほうが独特なのかも…と、ついつい自分のほうを疑ってしまったりするのですが。


これを来シーズン以降の放映権の問題と絡めてみる向きもあるかと思いますが、少なくともセリエAはまだ契約が残ってますし、プレミアリーグはSPOTV NOWがギブアップしない限りは回ってこないでしょう。


ラ・リーガについては契約期間が定かではないのですが、もしラ・リーガがなくなる可能性があるとすれば、コパ・デル・レイを積極的に取りに行ってもよかったはず。でないと、スペインで使える映像がなくなってしまいます。しかし、現状ではいまだにコパ・デル・レイの放映権はどこにも決まっていません。今季は最後まで見送り、という可能性も検討しなければなりません。

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