RCSスポルトをなんとか救おう
ジロ・デ・イタリア、ミラノ~サンレモ、イル・ロンバルディアなど伝統的なレースを多く主催しているRCSスポルト社が経営難なのはよく知られている話。
去年は放映権料が大幅に値上がりし、JSPORTSは交渉に失敗。結果的にDAZNが放映権を獲得したことでかろうじて日本でジロを観られる状況は保たれたが、それを「DAZNが横からかっさらっていった」的なストーリーでとらえるのは、個人的には疑問を感じる部分がある。
さて、RCSスポルトのレースディレクターへのインタビュー記事を紹介。
新たな試みとしてドバイツアーとアブダビツアーを開催し一定の成果をあげたものの、レースカレンダーの空きが少なくなっているため、別の試みがいくつか必要だろうとのこと。
そのひとつが先日紹介した「ジロE」なのだろうけど、既存のロードレースのフォーマットにとらわれないスタイルのレースが求められている。
正直なところ、毎年コースが変わるジロはコストが高すぎる。
国民的レースだからスポンサーはつくし、中止するなんてまずあり得ないけど、運営面ではツールにブエルタ、さらにダカールラリーも主催しているASOのほうが一枚上だろう。
もうすぐハンマーシリーズの第2回大会が開催されるけど、それとともに新しいロードレースの形を模索する姿に注目したい。
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