ABEMA藤田社長、3年後の退任を宣言。

サイバーエージェントの藤田晋社長は、自らのブログで3年後の2026年に社長を退任すると宣言しました。会長兼CEOに退き、後任となる新社長に引き継ぐとのこと。


カリスマ経営者にとって後任問題は大きな悩み。ソフトバンクの孫正義社長は若い頃に「60代で事業を後継者に引き継ぐ」という計画を立て、実際に後継者選びに着手したものの、外部から招いた人には逃げられ、内部ではこれといった候補が見つからず、結局後任は見つかっていません。

藤田社長は後任を内部から昇格させると宣言しててます。候補者とされる人たちにとってはモチベーションが上がることでしょう。もちろんその期待に応える必要がありますが。ABEMAを黒字化させ、累積赤字を一掃することはマストと言えます。


最近の記事では1,100億円の債務超過なんていう数字も出てきました。ワールドカップ後の「残存プロジェクト」の成果はどうなるのか。次の四半期の決算発表を待ちたいと思います。

さて、3年後に公約通り社長を退いたとして、その次は何をするのか。ZOZOの前澤元社長のようにやりたいことをやるのでしょうか。スポーツ関連だと、Jリーグ・FC町田ゼルビアのオーナーを務め、また馬主として数々の競走馬を保有。趣味の麻雀では2014年に「麻雀最強戦」で優勝。その後Mリーグを立ち上げています。

ということで、いろいろな可能性が広がっているわけですが、自らがMリーガーとして「渋谷ABEMAS」から参戦するというのがシナリオとしては面白そうですね。本人も、半ば冗談だとは思いますがまんざらではなさそうです。


Mリーガーになるには、Mリーグに協力しているプロ5団体のいずれかに所属する必要があるのですが、藤田社長の実力ならテストも不要でしょう。3年後を楽しみにしておきます。

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