Bally Sports、なんとかMLB開幕を迎えるも不安定続く。
米Bally Sportsの運営会社であるDiamond Sports Group(DSG)が経営破綻した問題の続きです。MLBが開幕しましたが、いまのところBallyは放映権を保有する全球団の試合を放送することができています。しかし、今後も支払い期限は続々と到来していきます。
クリーブランド・ガーディアンズへの支払い期限が4/8と目前に迫っており、DSG社が無事に支払いをできる可能性は低いと報じられています。もし支払いできなければ、10日間の猶予期間を経て放映権契約は破棄されることになります。放映権は暫定的にMLB預かりとなり、MLB.TVにて配信される予定です。
DSG社は14球団の放映権を保有していますが、ガーディアンズのほかアリゾナ・ダイヤモンドバックス、シンシナティ・レッズ、サンディエゴ・パドレスの4球団については継続が難しく、契約条件の再交渉が行われています。
ダイヤモンドバックスについては3/10の期限までに支払われなかったと報じられていますが、現時点ではまだ放送が継続しています。パドレスについては3/29に今季分の支払いが行われたとのことです。
球団によって契約内容が異なり、放映権料についても年数回に分割して支払うところもあるとのこと。まだまだ不安定な状況が続きます。
DSG社が放映権契約を結んでいるMLB球団は以下の通りです。
- アリゾナ・ダイヤモンドバックス (Bally Sports Arizona)
- デトロイト・タイガース (Bally Sports Detroit)
- マイアミ・マーリンズ (Bally Sports Florida)
- クリーブランド・ガーディアンズ (Bally Sports Great Lakes)
- カンザスシティ・ロイヤルズ (Bally Sports Kansas City)
- セントルイス・カージナルス (Bally Sports Midwest)
- ミネソタ・ツインズ (Bally Sports North)
- シンシナティ・レッズ (Bally Sports Ohio)
- サンディエゴ・パドレス (Bally Sports San Diego)
- アトランタ・ブレーブス (Bally Sports South)
- テキサス・レンジャース (Bally Sports Southwest)
- タンパベイ・レイズ (Bally Sports Sun)
- ロサンゼルス・エンジェルス (Bally Sports West)
- ミルウォーキー・ブリュワーズ (Bally Sports Wisconsin)
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