プレミア&ラ・リーガ、夏に北米遠征へ。

プレミアリーグとラ・リーガは、この夏にアメリカおよびメキシコでプレシーズンゲームを開催する計画を明らかにしました。


プレミアリーグの「サマーシリーズ」は6クラブが参加。7/22~30にかけてアメリカの5都市で計9試合が開催されます。

ラ・リーガの「サマーツアー」は4クラブが参加。8/2にメキシコのモンテレイとグアダラハラで各1試合、8/5にサンフランシスコで2試合の計4試合が開催されます。

これらを仕掛けているのが、アメリカのRelevant Sports Groupです。NFLのマイアミ・ドルフィンズのオーナーが保有する会社で、かつては夏にICC(International Champions Cup)という大会を開催していましたが、2020年にコロナ禍により中止となり、現在は女子による大会に切り替わっています。それに代わる位置づけの大会と言ってもよいでしょう。

ラ・リーガとは北米で商業活動を行うための合弁会社を設立しています。公式戦をアメリカで開催する計画もあったそうですが、承認を得られず訴訟に発展しているとのこと。


また、昨年からUEFAのアメリカ向け放映権を扱う代理店になっており、欧州CLの放映権を6年総額15億ドルでViacomCBSに販売しました。

さて、これらの大会の放映権がどうなるかなのですが、アメリカ国内でプレミアの放映権を保有するNBC、同じくアメリカでラ・リーガの放映権を持つESPN、そしてメキシコでラ・リーガの放映権を持つSkyがそれぞれ放送するとのこと。他の国についても今後発表されていきますが、基本的にはプレミアとラ・リーガの放映権を持っているところが優先されるのでしょう。


そうなると、プレミアはSPOTV NOWおよびABEMA、ラ・リーガはDAZNおよびWOWOWが有力ということになりますが、かつてのICCをDAZNが配信していたことを鑑みると、プレミアもDAZNが配信する可能性もなくはないと言ったところです。

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