ジロ以降のDAZN自転車配信予定

ジロが終わり、サイクルロードレースのシーズンはいよいよドーフィネ→ツールへ向かっていく。といってもどちらもJSPORTSでの放送なので、DAZN陣営はどうするのか。ジロで捕まえた新規視聴者を離してはならぬぞ。(もちろんツールも観てほしい)


さて、ジロ最終ステージにおいて今後の配信予定が発表されたそうなので、いくつかポイントを確認します。

■ツール前哨戦

今年から名前が改められた「ルート・ド・オキシタニー」(旧ルート・デュ・スッド)は以前のプレスリリースにもあった通り。ツール前の最終便的な位置づけで、よくヴォクレール社長が走ってた記憶がある。

そして追加されたのが「ツアー・オブ・スロベニア」。これは地元期待のログリッチェ選手によるテレマークの連発に期待するしかないでしょう。(最近あまりやってないけど)

■ナポレオンゲームズカップ

ベルギーで開催されている全10戦のシリーズ。すでに3戦が開催されており、すべてDAZNで配信された。そして、今回新たに3戦が配信予定に追加された。ということは、全10戦すべての配信を期待してよい?

なお、第7戦は9/14開催なので、今回の配信予定にはぎりぎり外れている模様。


■アメリカのHCクラス2連戦

去年配信された「ツアー・オブ・ユタ」に続き、今年は「コロラド・クラシック」も配信。かつて開催されていた「USAプロサイクリングチャレンジ」の代替レース的な位置づけ。去年、個人的に配信してほしいと言いまくっていたので感慨深かったりする。

見どころは最高で3000m近い標高という高地で行われる過酷さ。また、カリフォルニアにも出場したラリーサイクリングやアクシオンといった地元チームの活躍も見られるはず。ジェリーベリーも見られるかな?


■ツール・ド・ラヴニール

やはり目玉はこれでしょう。若手の登竜門。去年総合優勝を飾ったベルナルは、今年チームスカイで大暴れ。カリフォルニアで総合優勝をあげ、早くもポストフルームという声も。

もうひとつのポイントは、これがASO主催のレースであること。ASOとJSPORTSは独占契約(2022年まで)だと思われていたが、これでどこかに風穴が開いたかもしれない。

ちなみに別府始さんのツイートによると、ライブ映像がないステージがあるとのこと。なので、配信も飛び飛びになることが予想されます。


【追記】

もう少し調べてみたところ、ラヴニールの主催団体はASOではなく、ASOが全面サポートという形になっている模様。でも、ASOのWebサイトにはラヴニールのアイコンが掲載されてたりするので、なんとも複雑。

参考として、去年も配信されていたレースを以下にあげておきます。それ以外は今年から新規追加となります。

ツアー・オブ・ユタ

ブリュッセル・サイクリング・クラシック

ツアー・オブ・ブリテン

グランプリ・シクリスト・ド・ケベック (リストにはないけどモンレアルも)


また、ビンクバンク・ツアーについては去年配信すると告知したものの取りやめになるという失態があっただけに、今年の配信は義務。信頼回復の道はまだ終わったわけではありません。

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