ラグビー、日本が強豪国認定。日テレはW杯日程発表。

ラグビーの話題がいくつか入ってきているのでまとめてお送りします。


まずは5月11日、ワールドラグビーの理事会で日本ラグビー協会が「ハイパフォーマンスユニオン」と呼ばれる強豪国のグループに認定されたという話題です。従来は「ティア1」と呼ばれていた、ヨーロッパ6か国+南半球4か国の枠組みに加わることになります。

その前日にあたる5月10日には、日本ラグビー協会がニュージーランドラグビー協会とパートナーシップを結んだことが発表されています。強豪国の枠組みといっても、実際に試合が組まれていくことが大事であって、今後は代表だけでなく、リーグワンとスーパーラグビーのチーム同士の対戦や、7人制の対戦なども計画されています。

2022年から大正製薬(リポビタンD)が、ニュージーランドラグビー協会のスポンサーを務めており、経済的な後押しもありました。ラグビーは正直なところ財政基盤において不安定な面がありますので、言葉は悪いですがジャパンマネーをちらつかせつつ外交を有利に進めていくことが求められます。

そうなると、次のステップとしては南半球4か国の対抗戦である「ザ・ラグビーチャンピオンシップ」(TRC)に参加することでしょうか。スーパーラグビーではサンウルブズが除外される出来事が発生しましたが、2019年のワールドカップ日本開催が成功したこと、そしてコロナ禍によって国際試合が大きな制約を受けたことで、当時とは事情がだいぶ変わっています。


TRCを主催する(スーパーラグビーも)SANZAARは、現行のTRCの枠組みを2025年までは継続すると発表しており、日本が参戦するとしたら2026年以降となりそうです。


スーパーラグビーでは南アフリカのクラブが離脱しており、TRCも南アフリカの撤退が取り沙汰されてきました。また、放映権契約も2025年まで結ばれているので、実際に撤退となると補償問題に発展します。それゆえこういう発表をせざるを得なくなったわけですが、日本にとってはある意味チャンスと言えそうです。

話は変わって、日本テレビが今年9月に開幕するワールドカップフランス大会の放送予定を発表しました。日本戦はグループリーグ4試合中3試合(1試合はNHKと同時中継)、また決勝トーナメントに進出すれば1回戦も中継するとのことです。


時差の関係で深夜~早朝の試合が中心ですが、10月8日のアルゼンチン戦は日曜夜8時という絶好の時間帯になりました。決勝トーナメント進出がかかった大一番となれば、4年前のブーム再燃も期待できそうです。

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