ドコモ、日本ラグビーのマーケティング会社に出資。

昨日はドコモからまた別のプレスリリースが出されています。ジャパンラグビーマーケティング社(JRM)に出資するというものです。


JRM社は日本ラグビー協会、リーグワン、そしてソニーの出資により昨年設立された、その名の通り日本ラグビーのマーケティングを事業とする会社ですが、4社目としてドコモが加わることになります。

現在の資本金が4億5300万円、ドコモ出資後には6億300万円になるとのことで、1.5億円を出資する形になるでしょうか。端数の300万円が気になるものの、既存の3社もほぼ均等の出資のように見えます。


ドコモの狙いとしては、dアカウントの会員基盤の有効活用があげられます。すでにJリーグやBリーグなども手がけてますが、ラグビーファンにIDを発行し、さまざまなデータを紐づけることでマーケティングに活用します。その先にはdポイントやd払いなどを通じて、いわゆる「経済圏」にラグビーファンを取り込むことが視野に入ります。


将来的には、リーグワンや日本代表戦が「Lemino」で配信される可能性もあり得ますが、J SPORTSとの契約は映像製作を含めたものであり、そう簡単に切り崩せるものではありません。まずは段階的に進めていくのではないかと思われます。


そうなるとNTT傘下の2チームの試合が候補にあがりますが、浦安が1部昇格を逃した一方で、3部の大阪が2部昇格を決めたため、来季はともに2部という状態に。プロスポーツとして同じディビジョンに複数チームがいる状態は好ましいものではなく、こちらの行方もまた気になるところです。

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