【速報】セリエA、国内放映権の入札は不成立。

セリエAは、2024-25シーズン以降のイタリア国内における放映権について入札の結果を公表しました。希望価格に達したオファーはなかったとのことで、入札は不成立となり、6/26から個別交渉に移行します。

入札に参加したのは、現在権利を保有するDAZNとSky、そしてMediasetの計3社だったとのこと。Mediasetは先日亡くなられたベルルスコーニ元首相が立ち上げた民放局です。今回の入札では一部の試合について無料放送枠のパッケージが設けられているとのことで、それに応募したものとみられます。

その一方で、現在欧州CLの権利を持つAmazonの名前はありませんでした。他にもディスカバリーやParamount、さらにAppleの名前も挙がっていたようですが、いずれも不参加です。

今回、セリエAの姿勢は妙に強気です。個別交渉でもまとまらなかった場合に備え、自ら配信プラットフォームを立ち上げるプランを掲げています。これについても複数の業者が名乗りをあげているとセリエA側は強調していますが、どこまで実現性があるかは不透明です。