【追記あり】U-NEXT、TBSと資本提携で242億円調達。

7/1にParaviとのサービス統合を控えるU-NEXTですが、Paraviの運営元の1社であるTBSと資本提携を結んだことを発表しました。

(USEN NEXT HOLDINGSの子会社である)U-NEXTが、TBSホールディングスに第三者割当増資を実施し、20%の株式を保有します。TBSは242億8,948万円をU-NEXTに支払います。

Paraviで配信されているコンテンツは統合によってU-NEXTで視聴できるようになる見込みですが、スポーツコンテンツとしてはすでにU-NEXTでライブ配信が始まっているバレーボール・ネーションズリーグのほか、プロ野球ドラフト会議があげられています。ただ、横浜DeNAベイスターズ戦については正式アナウンスがいまだ出ていませんので、分かりましたら追記する予定です。

【追記 6/30】

横浜DeNAベイスターズ主催試合のライブ配信が正式に発表されました。Paraviとの統合を待たず、本日6/30のvs.中日戦から配信されます。

また、Paraviにはテレビ東京もコンテンツを提供しており、スポーツでは世界卓球のアーカイブなどが配信されていました。資本提携はありませんが、業務提携は結んでいますので今後もコンテンツ提供は続くと思われます。こちらも今後充実していくことを期待します。

U-NEXTの強みは黒字であることでしょう。赤字覚悟で先行投資するフェーズは終わっており、体力が落ちているところからコンテンツを拾っていけるわけです。WOWOWからはUFCやラ・リーガ、DAZNからはベラトール、終了したGOLFTVからはPGA、そしてSPOTV NOWを取り込むことにも成功しています。

今回調達した資金はどこに使われるのか。公式発表ではアジアのドラマなどのコンテンツ、そしてM&Aにも使われるとのこと。近々新たな再編劇も見られるかもしれません。

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