NBAがカップ戦を導入。

NBAは、来シーズンから「In-Season Tournament」の開催を発表しました。優勝チームには「NBAカップ」が授与されるとのことで、サッカーのカップ戦の概念を取り入れた形です。


シーズン途中の11/3~12/9に開催され、全30チームを6グループに分けてのグループリーグと、8チームによる決勝トーナメントで優勝チームを決定します。

カップ戦はシーズン途中に大きな山場を作り出す意味を持ち、数年前から検討されていたとのことですが、一発勝負のトーナメントはレギュラーシーズンよりも選手の負荷が高く、ケガのリスクも増すため慎重に進められていたようです。WNBAのほうではすでにテスト的に実施していたそうですね。


シーズンの試合を減らす案もあったようですが、決勝戦を除く試合の結果をレギュラーシーズンにも算入することで決着しました。これにより、決勝に残った2チーム以外は従来通り全82試合を戦うことになります。

また、当然ながら放映権の都合も絡んできます。今回のカップ戦では、グループステージの毎節2試合(計14試合)と、決勝トーナメント7試合の計21試合が全米で中継される予定となっています。NBAの放映権は2025-26シーズンから新たなサイクルとなり、今年から放送局との交渉が始まります。リーグの価値を上げるための大きな材料となります。

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