女子W杯、放映権料は不足もスポンサー枠は完売。

FIFAは、女子ワールドカップのスポンサー枠30社が完売したと発表しています。最後にすべり込んだのは時計のウブロ(スイス)と、銀行のイタウ(ブラジル)でした。

放映権料では目標3億ドルに対し、2億ドル程度にとどまったと報じられていますが、スポンサー収入は当初の計画通り獲得できそうです。すでに他の大会でお金を支払っている放送局に対し、スポンサーはまだまだ新規開拓の余地が大きいです。女子サッカー、そして女子スポーツへの投資は今後増えていくものと期待されます。

日本ではNHKによる放送以外に「FIFA+」で全試合がライブ配信されていますが、FIFA+のプラットフォームをサポートしているのが、今回スポンサーとなった30社にも名を連ねるIT企業のGlobantです。Globantはアルゼンチンで創業し、現在はルクセンブルクに本社を置いています。

FIFA+は昨年4月にローンチされたサービスですが、FIFAが主催する大会を配信するとともに、世界中で開催されている試合をマイナーなものも含めて配信しています。これはELEVEN(旧Mycujoo)からコンテンツの提供を受けているものです。ELEVENは現在DAZN傘下になっていますので、間接的にDAZNが協力していることになります。


多数のユーザーに向けて試合を配信するのと、多くの試合を配信するのとでは求められる技術も異なり、昨年10月にGlobantとパートナーシップを結んでいます。これによって、日本でもライブ配信が視聴できるというわけですね。

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