米ピッツバーグのローカル局、レッドソックス親会社に売却。
今年限りでRSN(Regional Sports Network)の事業から撤退することを明らかにしているワーナーブラザーズ・ディスカバリー(以下WBD)ですが、傘下の放送局のひとつである「AT&T SportsNet Pittsburgh」の売却先がFenway Sports Group(以下FSG)に決まりそうだとのこと。
Fenwayという名前でぴんと来る方もいらっしゃるかと思いますが、FSGはフェンウェイ・パークを本拠地とするボストン・レッドソックスのオーナーであり、またプレミアリーグのリバプール、NHLのピッツバーグ・ペンギンズも傘下に収めています。
つまり、ペンギンズから見ればオーナー企業に引き取ってもらうことになります。FSGはすでにテレビ局・NESN(New England Sports Network)も保有しているので、ノウハウも持っていると思われます。
その一方で、MLBのピッツバーグ・パイレーツの放映権についてはFSGが引き取るかどうか明らかになっておらず、契約を解除する可能性もあるとのことです。
WBD傘下のローカル局は以下の4局であり、残り3局の行方も注目されます。いずれにせよ、今シーズンのNHLやNBAが開幕する前には方針が出るでしょう。
- AT&T SportsNet Pittsburgh
- ピッツバーグ・パイレーツ(MLB)、ピッツバーグ・ペンギンズ(NHL)
- AT&T SportsNet Rocky Mountain
- コロラド・ロッキーズ(MLB)
- AT&T SportsNet Southwest
- ヒューストン・アストロズ(MLB)、ヒューストン・ロケッツ(NBA)
- Root Sports Northwest ※WBDは少数株主、大株主はマリナーズ
- シアトル・マリナーズ(MLB)、ポートランド・トレイルブレイザーズ(NBA)、シアトル・クラーケン(NHL)
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