「サッカーキング」と「超WORLDサッカー」の運営会社が合併。
「サッカーキング」などを運営する株式会社フロムワンと、「超WORLDサッカー」を運営するCWS Brains株式会社が、11月1日付で合併します。
両社の親会社にあたる株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイド(以下ミンカブ)が発表したもので、存続会社はCWS Brains。合併後の社名は「株式会社シーソーゲーム」に変更されます。
「サッカーキング」は国内サッカー、「超WORLDサッカー」は海外サッカーに強みを持つとプレスリリースにも書かれており、合併後もブランドをどちらかに統一するといった動きはなさそうですが、もちろん経営の合理化は図られますので、新しいメディアがどうなるか注視する必要があります。
ミンカブは、その名の通り株式情報サイト「みんかぶ」を運営するほか、昨年ライブドアをLINEから取得しています。今年2月、ライブドアがCWS Brainsを買収。7月には持株会社制に移行し、ライブドアの持ち株がミンカブに移管されています。
また、ミンカブは9月1日付でフロムワンを買収。直ちに両社を合併させることとなりました。
筆者が目についたのは、CWS Brainsの元の親会社が株式会社コーエーテクモホールディングスだったことです。以前の名前は株式会社ゼットプロジェクトで、携帯電話向けのサッカー情報サービスを手がけていました。2004年にテクモの子会社である株式会社テクモウェーブの傘下に入っています。
テクモと言えば「キャプテン翼」のゲームを発売していましたね。なんか懐かしくなってきました。2012年にはソーシャルゲーム「100万人の超WORLDサッカー!」をリリースしていますが、3年半ほどでサービス終了となっています。
選手を実名で登場させるだけでもえらくお金がかかるようになってしまいました。サッカーゲームで利益をあげるのは難しく、メディアを持ち続ける意味ももはやないということでしょうか。これもまた時代の流れと言えます。
ちなみにフロムワンのほうも、以前「キャプテン翼スタジアム」という名前でフットサルコートを運営していたとのことで、ある意味キャプテン翼を通じた縁と言えるかもしれません。(現在はSportivoに名称変更)
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