米女子バレーボールで92,000人動員の世界記録。

8月30日、アメリカ・ネブラスカ州リンカーンで開催された女子バレーボールの試合で92,003人の観客が訪れたとのこと。これは女子スポーツの観客動員で世界記録となります。


従来の記録は、2022年4月のサッカー欧州CL準決勝・バルセロナvs.ウォルフスブルク戦の91,468人。アメリカ国内では1999年の女子ワールドカップ決勝・アメリカvs.中国戦の90,185人でした。

ネブラスカ大学(リンカーン校)とオマハ校の対戦で、強いて日本に例えるならば早慶戦のようなものでしょうか。もともとネブラスカではバレーボールが人気で、女子の試合も満員が続いていたとのことですが、それでも過去最高は16,000人程度でした。


今回は「ネブラスカ バレーボールデイ」と称して盛大な集客作戦を展開。フットボールのスタジアムを使い、フィールド内にも座席を設置。大学も休講になったそうですが、それでも平日夜でこれだけの人数が集まるというのは驚嘆です。


もちろん局地的な人気であり、動員の成果だとも言えるのですが、それでも女子スポーツでこれだけの観客を集められるのは可能性を感じます。先日の女子ワールドカップでも、女子サッカーはレベルが低い、つまらない、だから儲からないといった声はさんざん聞かれました。レベルが低いのは仕方ないとしても、イコールつまらないではないですし、儲からないとは限らない。誰に向けてどんなメッセージを伝えるのか。発展の余地はまだまだあるでしょう。

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