クリケット・インド代表戦をViacom18が落札。ディズニーは不参加。

BCCI(インド・クリケット管理委員会)が主催する国際試合の放映権について、Viacom18が落札したと発表されました。期間は2028年までの5年間で、放映権料は総額596億ルピー(約1,050億円)です。

インドのクリケットではIPL(インディアン・プレミアリーグ)が有名ですが、こちらはテレビの権利をディズニー・スター、ネットの権利をViacom18が保有しています。ディズニーは前回の入札でネットの権利を失った形ですが、これに伴い解約者が急増し、最近のディズニーの経営状況にも影響を与えたとされています。

ICC(国際クリケット評議会)が主催する国際大会のインドにおける放映権についてはディズニー・スターが落札していますが、値段をつり上げすぎたのかもしれません。競合のZEEに一部の権利をサブライセンスしています。


ZEEはソニー傘下のSPNIと合併する予定です。そのため、インドにおけるクリケットの放映権はViacom18、ディズニー・スター、ソニー&ZEEの3陣営による争いとなっているのですが、今回のBCCIの入札ではディズニーが参加しなかったと報じられています。ディズニーのインド市場におけるスタンスは明確に変化していると言えるでしょう。

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