Mリーグに新チーム、プロ雀士に異業種続々参入。

先日開幕した麻雀のMリーグ。異彩を放っているのが、今季から新規参入した「BEAST Japanext」。話題性のあるメンバーを揃えたこともそうですが、やはり毎週レギュラー番組を放送しているのは、露出面で非常に大きな貢献となっています。

そのメンバーの一人である鈴木大介プロは、今年将棋界から参入した「二刀流」ということで大きな話題となりましたが、それに呼応して将棋の井出隼平五段もプロ雀士になったことが明らかとなりました。


鈴木プロは日本将棋連盟と日本プロ麻雀連盟の「ダブル連盟」所属ですが、井出プロは日本プロ麻雀協会を選択しています。麻雀最強戦のアマチュア予選を勝ち上がり、本戦一歩手前まで駒を進めた実績があります。また、将棋では藤井聡太七冠に勝利した経験があり、対戦成績は1勝0敗。まぁ、今後タイトル挑戦でもしない限りはなかなか当たらないでしょうけど・・・。


将棋のプロ棋士は対局と普及活動でそれなりの収入を得られますが、麻雀プロは麻雀だけで食べられる職業ではなく、副業を持つ人が大半であるのが実情です。それゆえに異才が集まってくるとも言えますけど。

「EX風林火山」のオーナー企業でもあるテレビ朝日からは、林美沙希アナウンサーがプロになったとのこと。こちらは日本プロ麻雀連盟所属です。もともと麻雀が趣味で、テレ朝のYouTubeチャンネルではプロ雀士をめざす企画が以前立ち上がっていましたが、コロナ禍もあり中断。しかし、改めてなりたいという意欲が再燃し、プロテスト受験に至りました。


アナウンサーということで、目標は麻雀の試合実況とのこと。現在は報道畑で、スポーツ実況の経験はないとのことですが、今後のキャリアの積み方としては非常に面白く、またYouTube企画も再開されることでしょう。

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