カーリング配信のRecastが経営破綻。
イギリス・スコットランドに本拠を置くストリーミングサービス「Recast」が経営破綻し、サービスを停止したとのこと。日本ではカーリングの国際大会を配信していたことで知られますが、それ以外にも比較的ニッチなスポーツの配信を手がけていました。
破綻の直接的な原因は資金調達に失敗したことだそうで、以前から資金繰りに苦しんでいたようです。早く次の配信先が見つかるとよいのですが・・・
Recastは基本的には有料サービスですが、広告を視聴するとポイントが貯まり、それを充当することでコストを抑えることができる仕組みをとっていました。つまり、課金と広告のハイブリッドモデルと言えます。しかし、最近はあまり広告も入っていなかったようです。
最近は有料サービスでも広告を導入するケースが増えてきました。Netflixも広告付きプランを導入しましたし、先日はAmazonプライムも導入予定であることを発表しています。
コロナ禍による巣ごもり需要が一巡し、また物価高もともなって配信サービスは厳しい状況となっています。広告を導入することで料金を下げる動きが出てくると、今度はスポンサーの奪い合いとなります。この流れの中で淘汰されるサービスが出るのは仕方ないのでしょう。
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